消費税増税について 1

渋谷の税理士さんです、こんにちは。渋谷の税理士さんは法人の5月決算の仕事も順調に進んで、今月も無事に済みそうなのでほっとしている所です。
さて税金と言えば、世間では、やっぱり消費税増税の話題が多いようですね。消費税の増税は是か非か、中々難しい問題ですね。確かにこう不景気が続くと、会社の法人税や個人事業者の所得税による税収は減少し、また給料の源泉所得税をはじめ、それらの経済活動に伴う税収も減少しますから、国の歳入は不足してくる事になります。国の施策はやり難くなるし、借金(国債)の返済も中々進まないと言う事になってきます。これは困る、何とか税収を回復させる必要があると、この事は確かです。
さて、それではどうすればよいか、ここからが問題ですね。税収が不足しているのだから税率を上げればよい、というのも実にもっとも、手っ取り早い話ですね。ではそれで税収が回復し増加するでしょうか。その答えは.....分かりません (~_~) 将来の事は分からない物ですからね。
過去の例を見てみると、1997年に消費税の税率は3%から5%へと引き上げられましたが、景気が悪化しその後税収は増加しませんでした。ただしこの時は、いくつもの金融機関が破綻するなど金融危機の状態があり経済環境が非常に悪化していたことも事実ですので、増税だけが景気悪化の原因とはいえないでしょう。さてそれではどうしたらよいのでしょうか −−−> 次回へ続く